2017年11月08日

パイソン グリップ 木目調塗装

どーもサー長です。
今回はいつものサバゲ―とは異なり工作回です!
過程が分かりやすいように写真マシマシとなっております。
以前大阪でマルイのパイソンを買ったO君ですが木製グリップが付けたい!でも8000円は高すぎる!!
ということで、マルイからパーツ取り寄せをしグリップを入手しました。
パイソン グリップ 木目調塗装
これに以下の写真のブツなどを使って塗装していきます。
パイソン グリップ 木目調塗装
まずはサーフェイサーを吹きかけて塗料の食いつきと発色をよくしていきます。
厚く塗りすぎると溝やチェッカリングが消えてしまうので要注意です。ただし平面のところはザラザラな加工がされているので紙やすりでわざとそこのサーフェイサーを軽く剥がすことにより仕上がりに多少の違いが出るのではないかと思います。
パイソン グリップ 木目調塗装
次に下地の色としてMr.Colorのイエローを薄め液を加えエアブラシで塗装していきます。溶剤の溶けやすさがあるのでラッカー塗料から塗り、次にアクリル塗料といった順番が大切になってきます。これを間違えると下の色が上層に上がって混ざってしまいます。順番を守ると木目の塗装を修正することもできます。
パイソン グリップ 木目調塗装
しっかりと色を乗せるために塗っては乾燥を3回繰り返し塗膜を分厚くし発色をまんべんなくなるようにします。
パイソン グリップ 木目調塗装
薄め液と混ぜて3回塗ることでしっかりと色が付きムラも少なく塗膜も分厚くなりすぎません。
次に木目を書いていきます。
O君の好みにより縦線より年輪のような円形の木目がいいとのことで筆で木目を書いていきます。
ただ筆で円を描くのではなくグリップの曲面に合わせたり、木目の境界線をぼやかせることでそれらしくなります。
縦の細かい木目を組み合わせることでより木のような質感を生み出すことができ、これはスポンジに濃いめの塗料を含ませ塗っては、ふき取ると描くことができます。
パイソン グリップ 木目調塗装
次に塗料をはがれにくくするため耐候性のある油性ニスを塗っていきます。(100均で間違えて水性ニスを買ったのは内緒)
上の写真がニス塗り1回目です。ニス自体に色があるため塗り重ねることによりどんどん色が濃くなっていき明るすぎたイエローもだんだん落ち着いた色になってきます。
パイソン グリップ 木目調塗装
だいぶ完成形に近づきましたが、少し修正をします。
まずニスの艶が強すぎ、触り心地も少しペタッとするためトップコートの透明のつや消しをかけ、メダリオンも安っぽいメッキなので重厚感を持たせるために少し墨入れをし陰影をはっきりさせます。
こうしてできたものがこちらです!!!(個人的には左のほうがうまく木目が書けていると思います。)
パイソン グリップ 木目調塗装
これをエアガンに取り付けるとこうなります。近づいてみるとだいぶ塗装らしさが分かってしまいますが、遠目に見ればだいぶ木のような感じで見えます。
パイソン グリップ 木目調塗装
これを見せたところO君が満足してくれたので作った甲斐があったというものです。
ここまでにかかった費用は塗料代とニス代とパーツ代で3000円ほどです。
エアブラシを使わずに作ることもできるので皆さんもグリップを木目塗装してみてはいかがでしょうか?
それでは今回はこの辺で~






Posted by 三重大学サバゲーサークル at 23:27│Comments(0)
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